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    2018年11月


     バーチャルYouTuberの「キズナアイ」がNHKノーベル賞特設サイトに登場したことについて、ネット上で議論が起きた。太田啓子弁護士は「このイラストを使う感覚を疑う。女性の体はしばしばこ社会では性的に強調して描写されアイキャッチの具にされる」と批判社会学者の千田有紀さんは『ノーベル賞のNHK解説に「キズナアイ」は適役なのか?』というYahoo個人の記事で、相槌を打つ役割を担わされているキズナアイのジェンダーロールの問題を摘した。

     私がここで取り上げたいのは、議論の内容そのものではなく、こういう議論がどのような場で行われるのが良いのかという「土台」の問題である。千田さんはヤフー記事への批判の反論として、Twitterでこう投稿している。

    “私自身は「表現の自由」は国家から規制されるべきものではない、とは思う。でもそう思うからこそ、国家から規制されるまえに、「市民共性」を発達させないといけないと思うんですよ。”

     ここで出てくる「市民共性」というのは、ドイツの思想ユルゲン・ハーバーマスの言葉だ。わかりやすく言えば、自的でオープンで、等な議論ができる場所のことで、「共圏」という言い方もする。千田さんはこう書いている。

    市民共性は対話によるものですから、そのことを話し合うことが大切だと思います。 いままさに起きていることが、市民共性なのではないでしょうか?”

    議論が「コーヒーハウス」でオープンに行われた時代

     ここで私が問題にしたいのは、この「市民共性」とは何か?ということだ。そこでまず、歴史をおさらいしてみよう。社会全体のことを議論し、決めることを「」と言うが、これは中世ぐらいまでは王様朝廷や幕府や貴族や、そういう人たちに独占されていた。一般人王様の決めた「」に伏して従うしかなかったのである。

     ところが産業革命が起きると、一般人の中からお金持ちが現れて、彼らがも持ち始める。王様貴族も彼らブルジョワジーの視できなくなって、宮廷の外側で政治社会議論をする場所が生まれてきた。その典17世紀ぐらいにできてきたイギリスの「コーヒーハウス」で、ここでみんなでコーヒーを飲みながら、酔っ払わずに、等にオープンに、政治議論したのである。

    しかし「市民」の良い時代は長く続かなかった

     ハーバーマスには『共性の構造転換』といういまや古典となった名著があって、この本では市民共性がコーヒーハウスなどによって実現したということが書かれている。王様貴族の「」に対抗する市民(ブルジョワジー)がつくる「」だから「市民共性」、つまり「市民」の「」である。

     でもその「市民」の良い時代は長く続かない。19世紀になってさらに下層の労働者が政治に参加するようになり、新聞などのマスコミをもつようになると、プロパガンダ広告宣伝などによって市民はゆがめられるようになってしまう。自的で等でオープン議論という機が、だんだんと奪われていってしまう。ハーバーマスはそう摘した。

     ただ、ハーバーマスの本の議論には、批判も多い。その中でも中心的なのは、ハーバーマスのいう「市民」ってしょせんはブルジョワジー=資本家のことじゃないか、というものだ。

     ここで『共性の構造転換』の刊行時期を見ておく必要がある。この本が出たのは1962年。この後しばらくして、1960年代末になると世界中で学生運動が吹き荒れるようになる。そして1970年代に入るとこの運動の流れの中から、環境保護運動やフェミニズムなど新しい社会運動が広がった。ハーバーマスの本ではこういう流れは予想できなかった。

     それでハーバーマスはどうしたかというと、公共性の構造転換』の新版1990年に出た時に新しい序文を書いて、いったんは衰退した市民が新しい社会運動とともに復活してきているということを説明したのだった。大きなの場所が衰退はしているけれど、福教育、医療などさまざまな分野で議論をする社会運動が生まれてきて、そういうたくさんの運動のゆるやかなネットワークという新たな市民ができてきている。ハーバーマスはそういうようなことを書いた。

     さて、これで歴史のおさらいは終わり。ここから先が、21世紀のいまの話である。

    「マイノリティの選別」という新たな困難が

     ハーバーマスの話が90年の序文のところで終われば、「新しい市民ネットワーク素晴らしい市民バンザイ!」で一件落着だったろう。しかしそんなハッピーエンド現実にはまったく用意されていなかった。いまやもっと困難な新しい事態が起きている。

     それがなにかといえば、たとえば過剰なポリティカル・コレクトネス(ポリコレ、政治的正しさ)の世界的な蔓延であり、それと表裏一体の「マイノリティの選別」である。アメリカでは人種差別や性差別については過剰なまでに正しさがめられている一方で、格差が進む中でたいへんなに遭っている貧困層の人は黙殺されて、その怒りがドナルド・トランプ大統領を誕生させた。

     これはアメリカだけでなく日本でも同じようなものだ。日本ではジェンダーや障者、在日差別シングルマザー生活保護庭などへの差別がさかんに問題にされる一方で、福島県民は「汚染した土地にしがみつく人たち」と打ち捨てられ、オタクは「気持ち悪い」と差別され、キモカおっさん(キモくてのないおっさん)はまったく視されている。

     欧州では、リベラリズムイスラムを揶揄するような漫画が新聞などに掲載され、それが「表現の自由」だとして擁護されている。イスラムの人たちはマイノリティじゃないのだろうか?

    個人の好き嫌いで排除される

    護されるべきマイノリティ」への差別は強く批判され、それへの批判は「表現の自由」でさえも制限されて良いというような意見が出てくる。なのに「排除されたマイノリティ」への差別は看過され、それへの批判は「表現の自由」として擁護されることさえある。これはいくらなんでも不等ではないか。

     私は、あらゆるマイノリティの権利は保護されるべきだと考えており、選別されるべきではないと考えている。すべてのマイノリティが救われる世界は遠いのは事実だけれど、少なくともそこに不等や排除が存在していないのかについて、常に意識を働かすべきだと思っている。しかし現実には、そうなっていない。ひどい場合には、個人の好悪の感情(オタク気持ち悪い、など)だけで選択が行われてしまっている。

     そういう中で、市民は揺らいでいる。いや、揺らいでいるというよりは、もともと「市民」「」というものに内在していた矛盾が、21世紀になって露呈してきたという方が的確だろう。

    市民」とはか? 選ぶ基準はどこに?

     このような状態では、今一度、次のふたつの問いかけに立ち返らなければならない。

     第一に、「市民」とはいったいのことをしているのか? 排除や選択はそこに存在していないか?

     第二に、「市民」があるとすれば、そこで「選ぶ」「選ばない」や「表現の自由は守られる」「表現の自由は制限してもいい」という基準は、どのようにしてが決めるのか?

    落ち着いた議論が成立しにくい理由

     インターネットという新しいメディアは、もが等に、オープンに発信できる自的な間である。その意味で、ハーバーマスの考えた市民共性の理想にだって決して遠くない。しかしその市民は、非常に脆く、バランスを崩しやすい。

     ハーバーマスは、マスコミが発達すると近代の「市民」が堕落して、衆愚になってしまうと考えた。でもいま起きているのは、エリートと衆愚というような単純な区分けではなく、価値観が多様化している中で、これまでの「市民」の価値観に当てはまらない人だってたくさん現れているということだ。

     おまけに「市民」への参加者のあいだで、共通の理念も共有されていない(正義のぶつかりあいを見よ)ことが3・11以降には明になってきた。だからますます、着地点のある落ち着いた議論が成立しにくい。

    SNSで行われる議論に必要な意識

     私はその困難さの理由のひとつには、TwitterをはじめとするSNSの構造の難点にあるのではないかと思っているが、現状はこのような構造の中に私たちの共圏は危うくぶら下がっている。だとすれば、そこで行われる議論はより攻撃的ではない方へ、より抑制的な方向へと意識することが必要なのだと思う。

     具体的に言えば、「表現の自由」のような制限をかけやすいネガティブな方向については、より抑制的に自由を侵しないようにすること。いっぽうで、マイノリティの包摂のようなポジティブな方向については、選別せず積極的にみんなを包摂していくこと。

     いまのネット議論では、なぜか表現の自由は制限の方向へと進みやすく、包摂は選別されやすくなっている。これは明らかに逆ではないだろうか。

     選択・排除と過剰な制限へは、なるべく踏み込まないことだ。そのうえで、何を選択するのかということは、日本社会という大きなではなくて、より小さな文化圏の中で考えられていけばいいと思う。

     ある文化が育って社会全体に影を及ぼすようになれば、社会全体での「何が選ばれるか」は自然と、みんなが気づかないうちに変わっていく。萌え系やアニメ画などがかつてはオタクカルチャーの中だけで消費されていたのが、最近は老若男女されるようになってきているのは、そういう流れの徴だと思う。「市民」という大きな間での選択・排除や制限ではなく、小さなところからスタートする文化のによって、流れは作られていくのだ。

     自的な規制ではなく、そういう文化への期待こそが、これからの「市民」ではないかと思うのである。

    佐々木 俊尚)

    NHKのノーベル賞解説サイト「まるわかりノーベル賞2018」より


    (出典 news.nicovideo.jp)


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    1 47の素敵な :2018/10/31(水) 23:00:02.74 .net

    惣田紗莉渚 @sodasarinachan

    今年の仮装はこんな感じ♡
    #ハロウィン
    #halloween
    #はぴはろ

    (出典 pbs.twimg.com)
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     日本マイクロソフト10月31日女子高生AIりんな」と音通話できるサービスりんなと音通話」の提供を始めた。りんな公式LINEアカウントと「友だち」になると、音りんな恋愛相談や雑談を楽しめる。

    【その他の画像】

     りんなは、日本マイクロソフトが開発したソーシャルチャットbotLINETwitter公式アカウントに話し掛けると“女子高生っぽい”答えを返してくれる。一般的なチャットbotと違い、ユーザーとの会話を踏まえた返答をリアルタイムで生成し、より長く会話を続けられるという。機械学習を使った合成音声で歌ったりしゃべったりすることも可だ。

     LINEトークルームで「恋愛相談」「通話しよう」などと送り、返ってきた画像をタップすると、りんな宛に通話を発信できる。10月31日限定で「ハロウィーン仕様のちょっと怖い体験」も用意。「ハロウィンの話が聞きたいな」などと送れば体験できる。

     日本マイクロソフト2月にも、Webサイトりんなライブ」で、りんなと音会話できるサービス開していた。

    りんなとLINEで音声通話が可能に


    (出典 news.nicovideo.jp)


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     円谷プロダクション製作作品「グリッドマン」を原作とした、好評放送中のアニメSSSS.GRIDMAN』に登場するヒロイン宝多六花

     今どきの女子高生ながら気怠げな口調が特徴で、ロングヘアクール美少女。ややクールな雰囲気だが、怪獣が倒された後に友達事を確認しに行くなど、根は優しいキャラクターです。吸い込まれそうない瞳やむっちりした太ももが魅的で人気を集めています。

     本記事ではイラストコメント付きで楽しめるサイトニコニコ静画」に投稿された画像で、宝多六花の魅をお届けします。

    画像一覧はコチラから


    六花さんのふともも

    (画像はぐれーともすさん投稿のニコニコ静画より)

    六花

    (画像はbratさん投稿のニコニコ静画より)

    ふともも神

    (画像はいぐくんさん投稿のニコニコ静画より)

    六花

    (画像は幸田朋弘さん投稿のニコニコ静画より)

    宝多六花

    (画像は炒芽もやしさん投稿のニコニコ静画より)

    グリッドマンおもろいんやでしかし絵

    (画像はh2さん投稿のニコニコ静画より)

    宝多六花

    (画像は浅晝ゆう(旧名ゆう)さん投稿のニコニコ静画より)

    立花

    (画像は揺光さん投稿のニコニコ静画より)

    (無題)

    (画像はちんすこうさん投稿のニコニコ静画より)

    六花ちゃん

    (画像はTYONEさん投稿のニコニコ静画より)

    六花ちゃん

    (画像はrochaさん投稿のニコニコ静画より)

    宝多六花ちゃん

    (画像はくろさん投稿のニコニコ静画より)

    六花たそ

    (画像は猫星にゃ〜さん投稿のニコニコ静画より)

    六花ちゃん

    (画像は由宇さん投稿のニコニコ静画より)

    六花ふとももちゃん

    (画像は流れ雲さん投稿のニコニコ静画より)

    宝多六花に話しかけてみた

    (画像はぱんさん投稿のニコニコ静画より)

    宝多六花ちゃん

    (画像はあまがみPさん投稿のニコニコ静画より)

    六花ちゃん

    (画像はkuzyaさん投稿のニコニコ静画より)

    画像一覧


    ▼「宝多六花」の画像を見たい方はコチラ▼

    イラストコメント付きで楽しめるサイトニコニコ静画

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    (出典 news.nicovideo.jp)


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