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2年後に迫った東京五輪・パラリンピック大会において、ボランティアが必要であることは、連日報道されている。しらべぇで既報のとおり、「大会ボランティア」と観光客案内の「都市ボランティア」合わせて11万人以上の人材を集めたいとしている。
さらに、五輪・パラリンピック担当相は経済団体に対し「ボランティア休暇」の制度を設けてほしいとの要請も行った。
■30分では終わらない登録に物議
そして26日、大会ボランティアの応募受付がはじまった。インターネット上での応募フォームだったが、開始早々問題が起きているようだ。
「応募案内ページ」の入力におよそ30分かかることが記載されている。しかし、登録にトライしてみた人の感想によると「70個以上ある入力項目をサクサク間違いなく進められれば」が前提の時間だという。
■「本当に人を募る気あんの?」
実際には、普段見慣れない入力方法やエラー表示などに「時間がかかりすぎる」と戸惑っていたり、「断念する人続出しそう」と不満の声で溢れている。
「応募フォームで30分かかる、と聞いてたけど、嘘やん。1時間半かかったが」
「最初に英語のマイページログイン画面が出てくる時点でやる気失せた。本当に人を募る気あんの?」
「難しすぎてイラつくを超えて、笑いが止まらない」
「散々入力したあとに、よくわからない右下あたりに『エラーだよー』『アルファベットは大文字だけだよー』的なこと出てくるんだけど、どの項目のことかがわからない。断念」
「ただでさえ、必要人数が集まりそうもないのに、登録だけで精神的な負担かけるとか大丈夫かよ」
■東京五輪は開催してほしくない?
かつて、しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,376名に「東京五輪」について調査したところ、3人に1人が「開催してほしくない」と回答した。
男女別・年代別で比較するとわずかながら女性に多く、20代と50代で4割にも及んだ。およそ2年前に行った調査だが、予算費用やボランティアの件で非難されるようなことも多くなっている現在…もっと増えている可能性も少なくないだろう。
ボランティアは、12月上旬までインターネットの特設サイトで募集中。担当者にとって「まだ3ヶ月ある」のか、「もう3ヶ月しかない」のかは不明だが、現在、応募フォームの改善に取り掛かっていると願いたい。
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(文/しらべぇ編集部・長谷川 瞳)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日
対象:全国20代~60代の男女1,376名(有効回答数)
(出典 news.nicovideo.jp)
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