64分で完敗のロシアNO1新鋭に「今のニシコリの存在は大きすぎた」と同情
男子テニスのエルステバンク・オープンは25日、シングルス2回戦で世界ランク11位(日清食品)の錦織圭が同19位のカレン・カチャノフ(ロシア)を6-2、6-2で破り、8強進出。最後は美しいバックハンドによるダウンザラインで試合を決めた瞬間をATP公式中継サイト「テニスTV」は動画付きで公開し、賛辞を送っていたが、地元メディアも「ケイ・ニシコリは力強い」と高評価。一方、敗れたロシアNO1の新鋭については「ノーチャンス」「今のニシコリの存在は大きすぎた」と同情している。
ロシアの新鋭に付け入る隙すら与えなかった。わずか64分の圧勝劇、錦織は美しいバックハンドで決めた。マッチポイント。錦織のセンターへのサービスからラリーが始まった。互いに一歩も引かないストローク戦。しかし、一瞬、錦織の眼光が鋭くなった。強烈なバックハンドを相手のフォア側へ。鋭いダウンザラインにカチャノフは返しきれず。圧巻の締めくくりだった。
「テニスTV」公式ツイッターは「すべてがO-Kei(オーケー)ケイ・ニシコリがエルステバンク・オープンの準々決勝へ駆け上がった。カレン・カチャノフに6-2、6-2」と名前をもじりって称賛し、動画付きで公開。過去1勝2敗としていたカチャノフを破り、「鋭くてタフ、素晴らしい試合だケイ!」と海外ファンが労いの声が上がっていたが、地元メディアも高く評価している。
ドイツスポーツサイト「spox」オーストリア版は「ATPウィーン:力強いケイ・ニシコリがドミニク・ティエムを待っているだろう」と見出しを打って特集。記事では「ケイ・ニシコリは力強い。この日本人はロンドンでのATPファイナル出場という偉大な野心を持っている」と出場権を争う最終戦へ向け、懸命な戦いを続ける日本のエースが躍動したことをレポートしている。
さらに「ニシコリは高い集中力を保ち、6-2、6-2、1時間4分で試合を終わらせた」とレポートし、前週でツアー3勝目を飾った上り調子のカチャノフについては「ノーチャンスだった」と指摘。「今のニシコリの存在は大きすぎた」と好調を維持する錦織が力の差を見せつけたと伝えている。次戦は地元のドミニク・ティエム(オーストリア)だ。アウェー戦を突破できるか。(THE ANSWER編集部)
(出典 news.nicovideo.jp)
<このニュースへのネットの反応>
かっこいいな
彼女うんぬんにかまけて劣化するんじゃないかとか言われてたけど全然だな
自国の選手がこうやって称賛されるのは嬉しい
べつに日本人が勝ったから言うわけではないが、正々堂々戦って全力を出したのなら勝敗は二の次でいいと思う
まあ錦織にとってはイスナーとのランキング争いがかかった試合だからね イスナーが負ける前に負けるわけにはいかないから
ちなみにイスナーは負けたからファイナル進出にまた近づいたな、錦織
今は10代後半から20代前半にも至宝がかなりの数輝いているけど、錦織はその世代に一歩先だって最前線を切り開いている印象があるな。イチローと大谷のちょうど真ん中あたりの立ち位置
日本史上ダントツで偉大なテニスプレイヤーなんだけど同時期にテニス史上最強クラスが3人いる不幸・・・。まぁ彼らがいてくれたからここまで強くなったともいえるが。
日本史上ダントツで偉大なテニスプレイヤーはまず松岡修造だろうけどな
どうあがいても体格に基づく身体能力に限界がある日本人がここまで世界的な脅威にとられることはある意味光栄なのかもなあ。昔から日本は世界を相手に技術力と工夫、そして何より努力などの精神力で渡り合ってきたけど、それが認められるようでうれしくもあるね。
だるめしやん>>佐藤次郎なんだよなぁ…
だるめしやん>>国枝慎吾とかいうヤベー奴が日本にいるんじゃよ
「存在があまりに大き過ぎた」「これじゃ何も出来ない」系の事を言っていたがもうだめ
引退フラグか?
コメで見た国枝って人強すぎィ!
ぜひグランドスラムで優勝してもらいたいな!実力は十分にあるはず
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